姫路市の市街地中心部に築かれた平山城。
現存する十二天守の1つで、その中でも最大の大きさを誇ります。
『白鷺城』の美称を持つ純白の連立式の天守はその名に違わずとても優美!季節・時間を問わず、どの角度から見ても美しいですね。
この白さは白漆喰によるもので、壁面に塗られているだけでなく瓦のつなぎ目にも使われているので天守全体が白く見えるのだそうです。
現在残る天守は関ヶ原の戦い後に姫路の地を治めた池田輝政が1601年に築いたものです。山陽道の要衝・姫路に戦国時代の末期に建造されただけあって、城内には単に美しいだけではなく軍事拠点としての設備もしっかりと残っています。
迷路のように曲がりくねった通路や約1,000個の狭間、三重の堀など歴史好きに刺さるスポットが盛りだくさんでした。
なお、まっすぐ天守を見学するルートだと見落としがちになりますが、西の丸庭園もお忘れなく。化粧櫓などの複数の櫓を結ぶ百間廊下は見ごたえがありますし、ここから眺める天守がまた非常に美しいです。
■予約:入場日指定のデジタルチケットを購入可能
■料金:入場料(1,000円)
■アクセス性:神姫バス「大手門前」下車徒歩5分
■補足:「姫路城」として世界遺産に登録されています。