【坂道に響く「ガンガン寺」の余韻。元町の歴史と白亜の建築美に包まれて】
函館・元町の急な坂を登りきると、突如として現れる白亜の外壁とエメラルドグリーンの屋根。ハリストス正教会周辺は、一歩足を踏み入れるだけで、ここが日本であることを忘れてしまうような濃密な異国情緒に満ちています。ビザンチン様式の優美なシルエットが、函館の抜けるような青空に映える様は、まさに一幅の絵画のような美しさです。
地元の方々に「ガンガン寺」の愛称で親しまれる鐘の音。その余韻が石畳の坂道に溶け込んでいく瞬間の静けさは、写真家としてファインダーを覗いていると、時が止まったかのような錯覚を覚えます。周囲にはカトリック元町教会や聖ヨハネ教会も隣接しており、異なる宗教建築のレイヤーが重なり合うこの一帯は、函館が歩んできた和洋折衷の歴史を肌で感じさせてくれる場所です。
特に夕暮れ時、ガス灯のような柔らかな光が灯り始めると、教会のシルエットはさらに幻想的な深みを増します。坂道の上から港を見下ろし、歴史的な建築物と海が織りなすパノラマを眺める時間は、ただ歩いているだけで心が整うような贅沢なひととき。異国の風を感じながら、重層的な時の流れを静かに堪能できる、函館散策のハイライトと言える素晴らしいエリアでした。
2025年12月上旬
■拝観時間
・月曜日~金曜日 午前10時~午後5時
*11、12、3月は午後4時まで
・土曜日 午前10時~午後4時
・日曜日 午後1時~午後4時
※土曜日午後5時〜の主日前晩祷や、日曜日午前10時〜の主日聖体礼儀など、お祈りが行われている時はどなたでも参 祷・見学が可能。
※冬期(12月25日~2月末)はお祈り以外の聖堂拝観を休止。
※予告なく拝観を中止する場合あり。
■拝観献金
大人200円、中学生100円、小学生以下無料
真っ白な漆喰壁とパステルグリーンの屋根のコントラストが美しい。八角錐の鐘楼や十字架が据えられた6つのクーポル(玉ねぎ型の尖塔)など、東欧風の建築様式。
タクシーの運転手さんにここの夜景は見るべきだよ!と言われて、ロープウェイ帰り後に寄りました。
白の壁にスポットライトが当たり、とても清らかな感じがして綺麗でした。
スポットライトで自分の影を映せるのも面白くてポイントが高いです。
昔のアニメ「ノエイン」で描かれていたので(カラスが立っていた)、一度見て見たいと思って訪れました。今回のは函館訪問の第一目的です。
現在の函館でのアニメ聖地訪問は「ゴールデンカムイ」がメインでした。
私、カトリックですが、正教会に初めて入りました。
聖障/イコノスタシスや十字架など見応えあり。
聖像画家山下リンによるイコンも。