大仏殿の東側、坂を登った先の若草山の麓に立つ仏堂です。
現存する建物は1669年に再建されたもので、国宝に指定されています。
丘陵部にせり出した舞台からの眺望が素晴らしく、今回は午後の淡い光を受けた大仏殿のシルエットや奈良の街並がとても綺麗でした。
また、二月堂は毎年3月には修二会(しゅにえ)という行事が行われていて、12日深夜(13日未明)に行われる『お水取り』の儀式が特に有名です。巨大な松明の火の粉が舞う姿、いずれ生で見学してみたいですね。
■予約:不要
■料金:拝観無料(※修二会などの一部のイベントは有料)
■アクセス性:大仏殿から徒歩約10分
お水取りで何度か来た事があったけど、お堂に入れるとは知らず(しかも無料)、夕暮れの時間帯に訪問。
暮れて暗くなっていく奈良の街並みが幻想的でした。
まだ奈良に来た事ない人には、ぜひ寄ってほしい、なかなかオススメのスポットです。
絶景とまでは言いませんが、非常に気持ちの良い高台で、来て良かったーと心の底から思えました。
ものすごく暑い日に行きましたが、風が気持ちよくて、結構な時間座って景色と、建物の雰囲気を楽しまさせていただきました。
しっかりと奥まで進み、茶所まで楽しむことをおすすめいたします。
最高の茶所がこの先にあります。
東大寺二月堂(にがつどう)は、奈良の東大寺境内にある仏堂です。建物は舞台造りで、正面に広く張り出した木のテラス(舞台)からは、奈良市街や若草山、遠く生駒山まで見渡せます。
二月堂の最大の魅力は、毎年3月に行われる修二会(お水取り)です。これは東大寺におけるもっとも重要な法会のひとつで、僧侶たちが国家や人々の罪を悔い、無病息災や五穀豊穣を祈って行う厳粛な行事です。その中で特に有名なのが、夜間に行われる「お松明(たいまつ)」の儀式。僧侶たちが巨大な松明を抱えて舞台を駆け巡る様子は迫力満点で、火の粉が舞い、夜空を焦がす光景は神秘的かつ幻想的です。
2025/5/5
お水取りで有名な二月堂
とても綺麗な景色と歴史を感じられる建物です
寛文7年(1667)の修二会中に堂内から出火、焼失し、現在の建物はその2年後に再建された。創建当初の建物は小規模のものであったらしく、時代を経るにつれ、修二会の行法に合わせて増築されたようである。音響効果といい、内陣・外陣・礼堂などの間取りといい、行法を行なうのにまことにふさわしい建物になっている。
(hpから抜粋)