水戸偕楽園のボランティアガイドさんから「偕楽園の梅は、斉昭公が江戸上屋敷(後楽園)から移植されたのが始まり」とお聞きして以来、機会が有れば訪れたいと願っていました。この日(2025年4月6日)野球観戦が早く終わり閉園約1時間前の4時過ぎに入園しました。
東京ドームに広い敷地を占められているから30分も有ればひと通り見れるだろうと、たかを踏んでいましたがとんでも有りません。広い広い、回遊式築山泉水庭園の特徴なのでしょうか。地図では東京ドーム2つ分なのですが、それ以上の奥行きを感じました。
入園していきなり傾いた陽に映える青紅葉に暫し見入ってしまいました。新緑がこれだけ見事なら秋の紅葉🍁はどんだけキレイなんだろう。ここだけで残り時間の半分を費やしてしまい他は駆け足でした。おかげで後楽園の代名詞「円月橋」を見れずじまいでした。
この次は、野球観戦のついでではなく、ここ小石川後楽園を目的に、秋にはもちろん、その前にハナショウブの時期に必ず来たいと思いました。
昨年の4月末に訪れました。桜はすっかり終わり新緑の季節でした。ホームページには藤の花の見頃と書かれていたのですが残念ながらこの年は早くに散ってしまったようで、申し訳ない程度に藤の花が少しだけ垂れていました。
いつ来てもその季節の美しさが感じられます。
人出はありますが園内は混雑しないのもいいですね。スケッチしたりお弁当を食べたりと皆さんそれぞれの楽しみ方をされていました。
1629年 徳川御三家 水戸藩初代藩主の徳川頼房が作庭した庭園です。
ちょうど桜の見頃に訪れたのですが、桜のみならず山吹やツツジ、椿等様々な花が迎えてくれました。大名庭園特有のスケールの大きさもさることながら、都会のエアポケットといった風情がなんとも素晴らしく時間を忘れます。
花菖蒲の時期にも訪れてみたいです。
週末に、梅の花を見にお邪魔しました。当日は冬とは思えない暖かさ(20度越え!)の良いお天気で、まさにお花見日和。私は東京ドームのそばを通って速足で10分程歩き、西門から入りましたが、水道橋駅から来る場合は東門の方が近いようです。
入園料は一般300円で、チケット売り場は有人カウンターと自動券売機があり、券売機の方は現金不可のキャッシュレス決済オンリーでした。
中に入って少し歩くと大きな池が目に入り、手前に桜の木が植えられています。まだ時期が早かったので花は咲いていませんでしたが、シーズンはすごく綺麗だろうなと思いました。
目指す梅林は池をぐるっと回ってさらに奥にありました。まさにその日が満開のタイミングで、紅梅、白梅、黄梅が咲き誇り、青空と梅の花のコントラストが最高に美しい。林の中に足を踏み入れると梅の良い香りが漂ってきます。
梅林を何周かして満足したら、池まで戻って、ちょっとした広場になっているスペースの片隅に出ていたお団子の屋台へ。串団子が炭火で炙られていて、私は味噌、だし醤油をチョイス。一本500円と通常よりお高めでしたが、団子がかなり大きくて、1本で満足できるボリュームでした。みそ味は少し甘めの、五平餅みたいな味付けでした。
お腹がいっぱいになった後は、順路に沿って東門方面へ。もともと水戸徳川家の江戸上屋敷の庭園だったとのことですが、この広さが個人(?)のお庭だったことにビックリ。さすが徳川御三家。あちこちに中国や日本の風物を取り入れた見所があり、一つ一つじっくりと見るには時間が足りないほど。庭園の真ん中にある大きな池は琵琶湖を模しているそうで、池の中島の一つには蓬莱島という名前が付けられていました。江戸時代だと、この庭園の中で世界旅行ができるような感覚だったのではと思います。
次は桜や藤のシーズンに来たいです。
梅の花の時期に行ってきました。この日は週末でお天気もよかったけれど、そこまで混雑しておらず、園内もスムーズに見学できました。都内の庭園はインバウンドでどこも人気と聞くけれど、意外と穴場なのかも?
風情のある景色を眺めながら、ジャイアンツの応援歌が聞こえてくるのも後楽園ならではだなぁ、と感じます。
途中、お団子を食べながら休憩したらスタンプラリーを巡ったりしてちょうど1時間程度でした。
文京区のコミュニティバスで裏門まで行けるので、行きはバス、帰りはは正門?から飯田橋経由で帰るのがおすすめ。