明治神宮外苑

球場やプレイパークのあるエリアです。どこからどこまでを外苑と呼んでいいのかいまだによくわかりません…今回は散歩で通りがかったので寄ってみました。 以前こちらで開催されていたクリスマスマーケットに参加したこともあります。たくさんの人が来場していましたが、敷地自体がすごく広いので全然狭さとかは感じませんでした。イベントがないときは、周辺の交通量は多いので賑わっているところもありますが、奥まったエリアのあたりは人もあまり歩いていなくて、落ち着いて過ごすことができました。

代々木に約20年住み、神宮外苑を散歩したり夜にランニングするのが日常でした。 特に春・夏が大好きでした。 春は、梅からはじまり、ソメイヨシノ、一葉という八重桜や枝垂れ桜などさまざまな桜が咲きます。 夏は、セミの羽化を見ることができます。アップした写真は羽化から時間が経ってしまっているものですが、羽化したてのヒスイのように美しいエメラルドグリーンのセミの色が変化していく様子を、外苑のトラックを何周か走っている間に観察でき楽しかったです。 ここではハクビシン、まれにタヌキも見たことがありました。アオダイショウもいました。あとは、雨が降ると巨大なヒルやナメクジが👀 それから、絵画館前に池があるからか、夏の深夜には歩道でよくヒキガエルに出会いました。新国立競技場の工事も長かったですが、その前からトラックの歩道の工事を長くやっていたので、ヒキガエルがいなくなってしまうのではないかと非常に心配しました。しかしそんな人間の行いなど関係なしにまたヒキガエルに再会できたときは、自然の力強さに感激したのでした。 神宮外苑の樹木の移植・伐採が発表されたときは、個人的には寂しかったです。建国記念文庫の周りには立派な八重桜があって華やかだったのですが、わたしが最後にチェックした伐採リストにはその木も含まれていました。(情報が更新されていたらすみません) わたしが思うのは、新しく植える、移植すればすむと簡単に考えるものではないということです。なぜなら、新国立競技場にもたくさんの緑が植えられましたが、なかにはすぐに枯れてしまった木もあったからです。長く生きてきた大木の桜の木なんて、すごく貴重なのになと思います。 でも、先に書いたヒキガエルの例のように、自然の力はちっぽけな人間の想像力を超えるものなのだと思います。いろいろ手が加えられてしまっても、ここにいる生き物たちは力強く生きていってくれると信じています。そして、人も木も虫も動物も、みんなの居心地のよい場所になってくれたらよいなと思います。

神宮球場や国立競技場によく観戦に訪れてますがこの日2025.2.23（日）は明治神宮外苑大学クリテリウム観戦で訪れたのです。この競技（自転車）が絵画館と日本オリンピックミュージアムがあるこのロケーションにマッチしてると思うと思わず笑ってしまいますよね。再開発のことで反対派のポスターがあちらこちらに貼られててエライ殺風景でした😱。私としては美しいイチョウ並木を綺麗そのまま保存して開発してくれれば納得ですが。野球ファンとしては環境保全よりも一日もはやく新神宮球場で観戦したい気持ちの方が強いかな。

銀杏並木は圧巻ですが、人は多いです ああいう場所をのんびりひとり散歩してみたいものですね