登録有形文化財の西江家住宅です。西江家は宝永2年(1705)も創建で邸宅は20年の歳月をかけ石見大工により造られ、館構え、代官御用所、簡易白州があり邸宅としては珍しい櫓門が使用された造りだそうです。西江邸には5万枚の瓦が運ばれたという伝承があるそうで、西江邸を訪れた法隆寺の宮大工、棟梁、西岡常一氏は西江邸は石州石見大工の特徴がよく出ているといわれたそうです。西江邸の鬼瓦の家紋は丸に揚羽の家紋で時国家の家紋だそうです。細工に凝った鬼瓦が残っています。
矢掛町から吹屋ふるさと村まで車で移動すること約1時間。特別見学予約をしている『西江邸』まではさらに10分弱走ります。駐車場からは徒歩で結構急な坂道を歩いて登ります。真夏にこの坂は無理かもと思っちゃうくらいの角度と距離です。でも坂の先には、のぼってきてよかったと思う歴史の詰まった大邸宅と18代当主ご夫妻が待ってくれています。
商人のお屋敷の門とは思えない2階建ての楼門を出たところで予約時間ぴったりにご当主ご夫妻にお出迎えいただき、まずは外回りと蔵内部の資料館をご主人が解説しながら案内してくださいます。その後でお屋敷の内部を奥様が案内してくださいます。詳細は省きますが、このご夫妻、めちゃくちゃ楽しいご夫妻です。解説しながらちょいちょい世間話をまぜて来ながら、こちらの様子を伺っていらしたのでしょう、ご案内くださった後はお茶とお菓子をいただきながら、西江邸についての話題はそっちのけで、いろんな話で盛り上がりました。後半はもうずっと笑いっぱなしの楽しい時間を過ごしました。
以下、HPより
現代にその豪奢な姿を留める西江家住宅は、宝暦元年(1751年)に高品質な紅柄の礎となる本山鉱山を開抗、紅柄の原料となる緑礬(ローハ)と紅柄の生産を行った豪商 西江家の邸宅である。現存する建物の創建は宝永・正徳年間(1704~1715年)である。
江戸期には大庄屋として天領地の支配を許され、西江家は代官御用所を兼ねていた。江戸繁栄期の趣を今に色濃く残す西江邸は、大変貴重な歴史的文化遺産である。その邸宅は西江家が代々受け継ぎ、現在でも個人邸宅としてここに住み、維持管理を行っている。人の住む生きた住宅であるため、邸宅の状態も良く、豪奢でかつ洗練されたその風格は、今も輝きを失うことはない。
2007.09.09
八つ墓村ロケ地。雰囲気ありました。
◎これぞ「お屋敷」。
お屋敷に辿りつくのに一苦労。
凄い坂道だ〜
◎見学: 要予約です。
今回は予約してなかったので外から見ただけ。
高梁市成羽町〔西江邸〕の入口に芭蕉句碑が建っている。
春もやゝけしき調ふ月と梅 翁
高さ1.5㍍の碑で、江戸末期の建立。
べんがらの生産を行い財をなした豪商・西江氏の邸宅。江戸期には代官御用所も兼ねていた。
令和2年10月7日再訪。