明治・大正期を代表する貴重な建造物として洋館と和館が国指定重要文化財。
映画『わたしの幸せな結婚』のロケ地として知り、行ってきました。
洋館と和館が一緒になっていて不思議な感じでしたが、外観・内観共にとても美しかったです。
この日は天気も良くて、青空ともマッチしていてとても綺麗でした✨
GWに行きました。
GW中ということもあり、たくさんの方が来館していました。
古き良き大正時代の和と洋の建築様式を楽しむことができとても良かったです。また、南側に広がる庭園も見どころがあります。
創建時の姿をほぼそのままにとどめているとのことでとても貴重な存在ですね。
三重県桑名市にある国の重要文化財および名勝に指定された歴史的建造物と日本庭園です。明治・大正期の大実業家である二代諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成しました。最大の特徴は、鹿鳴館の設計で知られるイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計した洋館と、それに直結する広大な和風建築(和館)、池泉回遊式庭園が奇跡的な調和を見せている点です。近年では映画『わたしのしあわせな結婚』や『るろうに剣心』などのロケ地としても広く知られています。
◇聖地巡礼◇
大河ドラマ 「いだてん」
映画 「わたしの幸せな結婚」
などのロケ地として有名な六華苑。
揖斐川と長良川を望む、約1万8千㎡の広大な敷地。
ここには洋館と和館、そして池泉回遊式庭園が一体となった邸宅が広がっている。
明治期の大邸宅では、洋館と和館を併置する例は珍しくない。
ただし多くは離して建てるか、洋館の一部に和室を設ける程度。
六華苑のように、洋館に連続して大規模な和館を配置した構成は、実はかなり珍しい。
洋館の設計は、鹿鳴館でも知られる英国人建築家ジョサイア・コンドル。
彼の建築は東京や神奈川に集中していて、現存するものの多くも関東に偏っている。
その中で、地方都市に残る六華苑の存在はきわめて貴重。
当時の地方都市で、コンドルに設計を依頼できた諸戸家の財力と人脈はお見事。
この邸宅を築いた諸戸清六は、没落した家を継ぎながらも米穀取引で財を成し、わずか数年で借財を完済。その後も事業を拡大し、日本有数の資産家へと上り詰めた人物。
このスケールの邸宅には、そうした背景がしっかり刻まれている。
意匠には共通点も多く、コンドルが好んだ様式が感じられるのも興味深いところ。
とりわけ印象に残ったのはサンルーム。
やわらかな光に包まれていて、在りし日の家族の団欒の様子をつい想像してしまう。
洋館、そして和館と見て回ったあとに庭へ出ると、この邸宅の魅力が一つにつながる。
池のほとりに立つと、水面にもう一つの洋館が現れる。
ガラス張りの回廊と塔屋が静かに“反転”し、その対岸には広大な和館。
このバランスがとにかく見事。
岩崎邸を見学したことのある著者としては、どうしても比べてしまう。 遜色ないどころか庭園まで含めてかなりの見応えて、むしろ、庭園との一体感という点では、こちらに軍配が上がるかもしれない。
訪問前はこぢんまりとした建築を想像していたけど、いい意味で裏切られた。
洋館・和館・離れ・蔵、そして庭園まで一通り見終える頃には、気づけば2時間超。
じっくり見たい人は、時間にも余白をもってどうぞ。
◾︎見どころ(じっくり派は要チェック)◾︎
・洋館(1階/2階)
・和館
・番蔵棟
・旧高須御殿
・離れ家
・庭園(池泉回遊式)
ひと通り見て回ると、想像以上に時間を使う。
“建物を見る”というより、“邸宅を体験する”場所という印象。
◾︎コンドルの現存建築(主なもの)◾︎
・六華苑(三重・桑名)
・旧岩崎邸庭園(東京・上野)
・三菱一号館美術館(※復元/東京・丸の内)
・ニコライ堂(東京・神田)
・旧古河庭園(東京・北区)
多くが震災・戦災で失われた中、現存する建築は限られている。
池のリフレクションを楽しむなら、天気の良い日の訪問がおすすめ。
入館料 460円
かなり安いし、駐車場は無料でありがたい。ただし、天気の良い日の昼どきの時間帯は満車が多い印象のため、時間をずらす工夫が必要かもしれません。
ツアーで6月に訪問。ボランティアの歴史案内人の説明で90分じっくりと回れました。但し庭を巡る際は蚊がとても多いので、虫除けスプレーとかゆみ止めクリームの持参をお薦めします。