西円寺

2025.10.4(土) 台湾出身の康國典大法師は、不治の大病を患ったが、三清道祖の恩恵により完治し、感謝と多くの人々が神のご利益にあやかれるよう、お宮を建てました。 聖天宮の名、佇まいや方角もお告げがあり、日本に15年を掛け開廟しました。 昭和56年着工、平成7年完成。 道教の最高神である三清道祖と道教の神々が祀られています。 三清道祖とは、道教における最高位の神々である三清（元始天尊・霊宝天尊・道徳天尊）の尊称です。 ●元始天尊(玉清）：道教の創造神話で天地を開き、万物の成り立ちを司る神。 ●霊宝天尊(上清）：宇宙万物に魂を与え、生命を誕生させ、精神の調和を司る神。 ●道徳天尊(太清）：万物を導く「道(宇宙の根本法則や秩序)」を司る神です。 台湾の廟には、神様を祀る「陽廟」と、亡くなった怨霊を祀る「陰廟」という分類があります。ここは最初、陽廟かと思いましたが、中国の陰陽思想に基づいた太極天井（渦を巻いて陰と陽に分かれる天井）が本殿にあることから、陰陽の両方を包括しており、特定の片方に偏った「陽廟」ではないと思われます。 龍や鳳凰などの装飾も、陰陽の調和を象徴するものと考えられ、特定の陽のみを祀る陽廟とは異なります。 境内は正面を東南の方向にして、天門、前殿、本殿へと奥に進む配置で、前殿の両脇には東側に鐘楼(中に入って登れます)、西側に鼓楼(中に入って登れます)が建つ。石彫、木彫、陶片から成る様々な龍の造形が配されます。 左右対称で豪華な装飾が施されているのが特徴です。 門や入口に配置されているのは獅子です。石獅子は、一般的に右側が雄、左側が雌とされています。 雄は玉(宝珠)を持ち、雌は子獅子にじゃれている姿で表現されることが多く、寺院を「祥獅献瑞(獅子という聖なる存在がもたらすめでたい兆しによって幸福や幸運が訪れること)」の象徴として守る役割を持ちます。それぞれ陰陽を表しています。 ここの石獅子は横浜の媽祖廟や関帝廟と同じく、雄はお金を持っていて、雌は子獅子と一緒です。 拝観については、入口にチケット売場があるので購入します。 大人の拝観料は500円、中学生250円、小学生以下は無料。団体、障害者割引あり。支払いは現金のみ。 専用駐車場は無料です。 トイレは境内の西側に別棟になっています。 二棟あり、天門に近い方は障がい者トイレです。入口はスロープになってます。ベビーチェアー、ベビーベットがあります。 ペットの連れ込み禁止ですが、補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)は入場可(補助犬手帳提示、補助犬ベスト着用）。 鐘楼と鼓楼に登る所にそれぞれ前室があり、休憩所(禁煙)となっています。 テーブルや椅子があり、自販機が数台あります。自販機には、パイナップルケーキ、マンゴーケーキなどの台湾菓子や蘋果西打、台湾コーラ、インスタント麺、茶葉、点心など売ってます。 個人のドール撮影は禁止です。(態々禁止と書かなければならないのか…泣ける) 個人コスプレ撮影は予約制。 コスプレ撮影利用料金 (施設利用料、更衣室利用料を含む) 一人3000円で予約は2名様以上です。 ホームページに細かい事が色々書かれているので確認すると良いです。 最後に境内普通に写真撮影OK。本殿の中も撮影出来るのですが、中に入って見るのは良いが、撮影は一歩下がった床が黒い所からという謎ルール。

台湾の寺院を模した建物です。 細部に至るまで、綺麗に模しており中に入れば、台湾に来ているかと錯覚するほどです。 長い線香もあり、お参りすることも出来ます。 建物内部に入れば、説明をしてくれる方もいるので、情報を聞くことができます。 内部の写真も撮ることができますが、撮影する場所が決まってます。 休憩所では、飲物、お菓子等の自動販売機もあるので、お土産として購入できます。

台湾の寺院、神社ということで参拝してきましたが、彫刻・調度品など日本にいながらにして堪能できました！ 拝観料は500円/大人　は十分に価値ありです！ 本場のおみくじもでき、なんといっても空いています。団体バスでも来ない限りゆっくりと異国情緒を楽しめると思います😊 休憩室には台湾の食べ物や飲み物の自販機もあり、プチ台湾旅行の気分でした（笑）

Googleマップ上では営業時間は16:00までとなっていますが、16:00までに入場すれば16:30までいられます！かなり豪華な装飾で、台湾現地の天宮より広くて立派です。 解説してくださる方もいて、結構楽しめるのでおすすめです！ 台湾のお菓子や飲み物などを売ってる自販機もありました！ 石の彫刻がかなり精細で凄かったです…！

たまたま見付けた《聖天宮》と言う台湾や中国で、日本で言う神社みたいな場所です。道教の神社で、道教式の参拝を体験出来るそうです。 参拝料は500円です。現金のみでした。 台湾人貿易商の康國典氏が、大病の治癒を台湾にて祈念した所、快癒した事に感謝の念を示すべく建てたそうです。ところが、氏は坂戸市とは当時縁もゆかりも無かったそうで、最初は台湾に建てるつもりだったとのこと。しかし、神から坂戸市に建てる様にと御告げを聞いて、坂戸の地へ建てたそうです。実に建築に15年の年月が掛かったそうです。 日本の神社とは違う様式で、5000頭もの龍が登るそうです。随所に龍が彫られ、巨大な一本岩から複雑に彫られた九龍柱は素晴らしいです。 圧巻の造りで、広い敷地内は見応えが有ります。道教式のおみくじも有りました。 本殿では道教式の参拝が可能で、係りの方が丁寧に詳しく説明してくれます。参拝と本格参拝が有り、参拝は線香三本で500円。本格参拝は線香六本と神紙で1000円です。もちろん、強制ではないので参拝しなくても大丈夫です。私はせっかくなので、本格参拝をお願いしました。 参拝の方法が日本の神社とは違って、興味深いものでした。本殿の造りも圧巻で、神社仏閣が好きなら観に来る価値があると思います。 休憩室には、台湾や中国のドリンク等が自販機で売られています。中国物産店で売られている物に比べると高めでしたが、この辺りでは珍しいかと思います。気になる方は買ってみるのも良いでしょう。 此方は台湾出身者の憩いの場としての役割りは考えていないそうで、近くに台湾系の店やコミニティは無いそうです。個人的に建てた事から、布教もしていないそうで、近隣の日本人に台湾の文化や道教を知ってもらったりする為の場所との事です。ドラマやミュージックビデオの撮影だけでなく、コスプレイヤーの撮影にも応じているそうです。ただし、決まり事が有るらしいです。 日本最大の道教の神社なので、かなり見応えが有りました。また近くに来る事が有れば、参拝に寄りたいと思います。 ありがとうございました、