新穂高ロープウェイは名鉄グループの奥飛観光開発が運行する西穂高へのロープウェイ。第一、第二の2区間がある。2区間共に1970年に開業し、第二ロープウェイは日本唯一となる、2階建てのゴンドラを採用した。
第一ロープウェイは全長573m、高低差188mで麓の新穂高温泉駅と最初の鉄塔迄が最急勾配区間となっており、斜度は30°を超える。3線交走式で定員45人、所要時間は4分。現在のゴンドラは2003年式の4代目。第二ロープウェイは全長2,598m、高低差848m、4線交走式で所要時間は約8分で現在のゴンドラも2003年製造の4代目で定員は105人。
二つのロープウェイは徒歩3分程度で乗継可能。互いに連絡する様に運行されています。各々出発時刻は決まっていますが、多客期には臨時便が出ます。最終便を逃すと大変な事になるので要注意。第二ロープウェイ終点の西穂高口駅の標高は2,156m。
屋上の展望台からは槍ヶ岳、西穂高岳等、ほぼ360°の展望が開け、徒歩5分程度の場所にある頂の森の「槍の回廊」からは笠ヶ岳が良く見えます。駐車場は新穂高温泉駅周辺にありますが、ハイシーズンには満車になる事もあります。