後桜町上皇が仮御所としていらした寺院。
拝観券自体に菊の御紋が印刷されている。
降雨の後なので苔が瑞々しく、青紅葉が綺麗。
庭園は広いわけではないが、街の中であると忘れさせてくれるほど。
有名観光に近いにも関わらず空いているのでかなりオススメ。
青蓮院は江戸時代の著名な茶人小堀遠州が設計・建設したため、千利休の侘び寂びの美学と武士貴族の華やかな気質がある。
庭にしばらく座って、心の中の美しいビジョンを書いておくと、その期待も、庭の美しい景色とともにより現実的ではっきりしてきます。
門前の楠は、何度か拝見させていただいていましたが、初めて拝観させていただきました。庭園も、お座敷も、風情があって、落ち着きます。
御朱印と御朱印帳をいただきました。
大変美しい場所です。立派ですが、そこまで超有名スポットというわけではないため、静かに楽しむことができます。春の土日には茶室の見学もでき、お茶をいただくこともできます。
建物を見た後に靴を履いて順路の定まった庭を通って帰りますが、この道が意外と長いので、足が悪い方は玄関からそのまま帰ったほうが良いと思います。
7月の平日9時半過ぎに訪問しました。
私の他には、外国人の団体が1組だけで、落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと拝見することが出来ました。
直書きの御朱印は300円です。