入口の木戸口で一瞬迷います。入って良いのでしょうか? 大丈夫です。知っている人だけが利用する無料の日本庭園です。
”よしきえん"と読みます。元興福寺の魔尼珠院が有った場所、明治に入り民間の所有になり、その後大正8年(1919)に奈良県の所有になったそうです。2020年から無料で開放、茶室は有料、案内が有ります。
東大寺の僧侶であった正法院家の住まいと離れの茶室に自然の地形を生かした池の庭、苔の庭、茶花の庭を組合せ、優雅な散策が出来るようになっています。
実は隣は依水園、氷室神社、塀や柵で仕切られています。神さまの使いの鹿も入って来ないので、安心して歩けるのと、ベンチも有り、皆さんそれぞれノンビリしています。
今の時期、茶花の庭辺りは植樹(花)や剪定が行われています。やがて、有料になっても不思議ではないお庭です。
興福寺の塔頭・摩尼珠院跡に整備された日本庭園。
園内は池・苔・茶花の3つの庭で構成されています。
今回は5月初旬に訪問しましたが、ツツジやシャクナゲなどの初夏の花がちょうど見頃でした。また、茅葺屋根の茶室と鮮やかな新緑の対比も見事で特に印象に残りました。
現在は奈良県が管理をしていて園内は丁寧に手入れされています。
表通りの喧騒が嘘のように静かな場所なので、奈良公園を観光する中でリラックスしたくなったときには立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■予約:不要 ※茶室を利用する場合は要予約
■料金:無料
■アクセス性:「近鉄奈良駅」徒歩約8分、路線バス「県庁東」徒歩約3分
初めて訪問しました。素敵な隠れ家のようなお庭が無料で開放されているなんて、知りませんでした。近くにはインバウンドの方向けの体験が多くあったので、日本人より海外の方が良く知っている?沢山の海外の方がいました。が、中は迷路のようになっていて、静かで、誰にも合わずに順路を巡ることもでき、新鮮な驚きでした。奈良に来たら、必須の場所になりました。
2025.5訪問
東大寺の近くにある庭園で、1919年に今の建物と庭園が造られたようです。誰でも無料で観覧することができます(茶室利用は有料)。
紅葉🍁が有名ですが、新緑の季節もとても良かったです!正門から入ってナナメ方向に進んでいくと氷室神社方面に抜けることができます🚶
このような素敵な庭園が無料で散策できるのは嬉しかったです。
正面入口は入っていいのか迷う佇まいです。
石段を登って東屋からの眺めはとてもきれいです。
苔庭も広く、すがすがしい気分に浸れました。
裏側に出入口があり、そちらから東大寺駐車場へ行くことができました。