静岡市を流れる川で、駿河湾へと注ぐ一級河川。源流は大谷嶺・八紘嶺・安倍峠にあり、流域はすべて静岡市内。その伏流水は市の水道水にも使われるほど澄んでいて、「平成の名水百選」にも選ばれています。
江戸時代には防衛上の理由から橋の架設が禁じられ、旅人は人足の肩車や渡し船で川を渡りました。『東海道中膝栗毛』にもその様子が描かれています。
徳川家康による天下普請で流れが整備され、藁科川との合流もこの時期に形成されました。また、家康は安倍川の左岸に運河を通し、南蛮船が接岸できる壮大な城「川辺城」を築こうとしました。しかし、安倍川の暴れ水のため計画は断念され、現在の駿府城が拡張される形で完成しました。
「薩摩土手」と呼ばれる堤防も残されており、土木遺産として静かに歴史を語っています。薩摩土手(さつまどて)は、静岡市葵区に現存する江戸時代初期の堤防で、徳川家康が安倍川の氾濫から駿府城下を守るために築かせた治水施設です。正式には「駿府御囲堤(すんぷおかこいづつみ)」とも呼ばれ、2017年には土木学会選奨土木遺産に認定されました。
名物としては「安倍川もち」が知られています。きな粉をまぶした素朴な餅で、地元の人々に親しまれています。
安倍川は、釣り人にとっても魅力的なフィールドです。特に鮎やアマゴ、ニジマスなどの渓流魚が狙えるスポットとして人気があります。河口付近は、釣りが禁止されている区域もあり、自然保護と安全管理が徹底されています。
どなたか安倍川は水が枯れることなくと書いておりますが、現在の運転免許センターの辺りでは時々水が途切れます 鯉やカメなどを取ったことがあります 近所の人たちは鳥との競争ですがバケツを持って魚を取りに出ますよ
水が枯れることも無く、日本有数のキレイな一級河川。蛇紋岩(ここらではヨモギ石とも言う)も多く見つかる。静岡市自慢の川。
安倍川餅の発祥地の一級河川。崩れやすい地質の護岸はあちこちで崩壊していて土砂で河川が埋め尽くされています。上流には秘湯梅ヶ島温泉があります。
がれ場というか、砂礫の川だった。時々車道の対岸の山肌が山頂から崩れていてギョッとする。基本緩い上りなので、自転車で源流に向かうには良い場所。温泉もあるし。