釧路湿原、北海道旅行の二日目に訪問しました。
木で出来た階段の道をだいぶ歩いて展望台に着きました。歩き疲れましたが反対方向から歩くと車いすでも楽に行けるみたいでした。季節外れの6月の平日だったので閑散としてました。少しは食事が出来る所もあります。
2024年GW朝9:00頃に訪問しましたが、既に数組のお客さんがいました。有料の展望施設のある建物でトイレを済ませてから、いざスタートです。小さな物販、カフェのような施設もありました。枯れ葉のじゅうたんになっているような道を進んでいくと、木の階段や吊り橋もあります。歩きやすいように手入れはされていますが、完全に整備されているわけではないので、足に自信のない方や小さいお子様は少し慎重に歩いて行かれると良いかと思います。ややアップダウンもありますので歩いているうちにじんわり汗が出てきました。探検気分を味わいながら、テンポよく進んでいくとサテライト展望台が見えてきます。広大な釧路湿原が見渡せます。まるで舞台からライオンキングを観ているかのような、素晴らしい景色です。あまりの広大さに胸が熱くなります。こちらには中まで確認はしませんでしたが、トイレがありました。
名残惜しい気持ちもありましたが、またそこから先へ進みます。こちらからの方がアップダウンも少なく比較的楽にスタートした展望施設の駐車場へ。だいたい1時間くらいの気持ちの良い散策コースでした。ぜひ一度行ってみて欲しいです。
大自然を一望できる最高のスポットです。
天気も良く素晴らしい景色が見られました。
釧路は夕焼けも有名なので昼間のみならず夕方に行くのもオススメです。
[釧路湿原]
日本最大の湿原・湿地
釧路湿原国立公園,天然記念物,ラムサール条約登録地
湿原の中を釧路川が大きく蛇行しながら流れており、東側には塘路湖、シラルトロ沼、達古武湖、エオルト沼、ポン沼、サルルン沼が並ぶ。
湿原の中にも小さな湖沼が点在するほか、泥炭層の小さな穴に水がたまって底なし沼状になった「やちまなこ」(谷地眼)が各所にある。
国の特別天然記念物のタンチョウをはじめ、さまざまな動植物の生息地にもなっている。
1980年に中心部が日本で最初のラムサール条約登録湿地となり、その7年後には湿原周辺を含んだほぼ全域が国立公園に指定された。
1967年に湿原そのものが国の天然記念物に指定され、立ち入りは厳しく制限されている。
とてつもなく広大な湿地帯であり、その迫力に圧倒される。
カヌーやトロッコなど、さまざまな楽しみ方があるので自分に合ったアクティビティで見学するのがおすすめ。
おすすめ度:★★★★☆
2013.12.16,2020.08.23
〜釧路湿原国立公園〜
北海道東部を流れる釧路川とその支流を抱く日本最大の釧路湿原及び湿原を取り囲む丘陵地からなります。
手つかずの広大な水平的景観はこの地の何よりの魅力です。
また、国の特別天然記念物のタンチョウをはじめ多くの動植物の貴重な生息地となっています。
釧路湿原は、明治以降、開拓が困難なため、役にたたない土地と考えられてきましたが、戦後の食料不足による農地開発や市街地開発及び丘陵地伐採などにより、湿原面積の減少や乾燥化が進みました。
それに対し地元の研究者や自然保護団体が、湿原の価値を見直すための運動を続けた結果
その価値が国際的に認められ、
昭和55年に日本で最初のラムサール条約登録湿地となり、7年後には
国立公園に指定されました。
湿原を中心とする初の国立公園の誕生は、かつて「不毛の大地」と呼ばれた湿原の自然環境に対する価値が、地域の活動を通して見出された結果、日本の国立公園史に新たな歴史を刻んだ出来事といえます。
[抜粋]