八瀬に行く途中にある小さな寺院。交通量の多い道から門をくぐり境内に入ると、美しい石畳と苔に覆われた露地庭。中に入ると開放的な畳敷きの広間があり、苔と木立のある涼しげな庭と池と趣のある本堂が見渡せ、ため息の出るような美しさです。サンダルを履いて庭と本堂を回ることができ素晴らしい散策ができます。
訪れる人は少なくいつも静かな時が過ごせます。
2023年1月29日に参拝しました。
前日の雪が降り積もっていましたが拝観可能でしたので、庫裏及び書院に上がり縁側に座って雪化粧した庭園を楽しみました(完全に雪で覆われていなかったので良い感じでした)。
何かの紹介どおり、「書院の柱を額縁に見立てて庭を眺めると名画をみているよう」でした。
また、六角形の笠を付けた珍しい形の石灯籠は「蓮華寺型石灯籠」として知られていますが、書院からは見えませんので本堂の正面に回ってみてください(縁側からサンダルに履き替えてお庭を散策できます)。
雪景色も素敵でしたが、新緑や紅葉の時期の方がより素敵だと思いますので、その時期に再訪したいと思いました。
ちなみに、叡山電鉄の三宅八幡駅から徒歩7分ぐらいです。入口(山門)が大通りから入ったところにあり分かりづらいのでとおりすぎないよう注意してください。
12/6金曜日に拝観してきました。ここは2度目ですが、今回も紅葉が見事で素晴らしい日に参拝出来たことに感謝です。小さいお寺さんですが、ゆっくりお庭を眺めて自然を感じるのにとても良いところなのでお薦めします。
今年は全国的に紅葉が遅れていて、11月28日の午後に伺いました。何時もながら親しみを持って迎えて頂き、丁度見頃のお庭等を堪能させて頂きました。
鯖街道の京都側入口にあたる当地は八瀬、大原への主要街道なので、往来車両が多くて難儀しますが、御門を入れば銀杏の古木がお出迎え、鮮やかな黄色の落ち葉が喧騒を一掃します。渋い紅葉が特徴のお庭をしばし眺めて至福にしたれます。
三脚は使用禁止になってますから、心得ておきましょう、コンパクトな寺院ですが、接客も良く、満足感はあります。
ご朱印は書き置きしかなく、お庭が清掃中でして、趣きも何もなく現実に引き戻されるお庭でした。
入る前に分かるようにしていただきたいです。わざわざ遠くまで来てるので。
(庭の剪定の機械など、一部の画像は消しゴムマジックで消してみました)