下鴨神社

賀茂御祖神社（下鴨神社）を訪れたのは、春の陽気が心地よいある日でした。京都市左京区に位置するこの神社は、古代より続く歴史を持ち、世界遺産「古都京都の文化財」の一部として登録されています。主祭神は、賀茂建角身命（かもたけつぬみのみこと）とその娘・玉依媛命（たまよりひめのみこと）で、賀茂氏の氏神として古くから崇敬を集めてきました。 境内に足を踏み入れると、まず目に留まるのが、糺の森（ただすのもり）と呼ばれる広大な原生林です。約12万平方メートルのこの森は、都市部にありながらも豊かな自然が残されており、四季折々の風景を楽しむことができます。特に春には新緑が美しく、訪れる人々の心を癒してくれます。 また、下鴨神社は、毎年5月15日に行われる「葵祭」の舞台としても知られています。この祭りは、平安時代から続く伝統行事で、京都三大祭の一つに数えられています。平安装束に身を包んだ行列が、京都御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと進む様子は、まるで時代を遡ったかのような光景で、多くの観光客を魅了しています。 境内には、縁結びの神として知られる相生社（あいおいのやしろ）や、安産・育児の神を祀る河合神社など、さまざまな摂社・末社が点在しています。特に河合神社では、美容祈願の絵馬「鏡絵馬」が人気を集めており、多くの女性参拝者が訪れています。 下鴨神社は、歴史と自然が調和した静謐な空間であり、訪れる人々に心の安らぎと歴史への敬意をもたらしてくれる場所です。都会の喧騒を離れ、心を落ち着けたいときに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

（English follows) 京阪電車「出町柳」から歩いて10分ぐらいのところにあります。 この日は日曜日でしたが、京都の他の観光地に比べればさほど混雑しておらず、非常に気持ちよく参拝することができました。緑に溢れていて、至る所に水があり、ものすごく気持ちがよく厳かな場所です。外国の方も多かったですが、日本人でも折に触れて訪れて見たい場所です。 ----------------------------------------- It is about a 10-minute walk from Demachiyanagi Station on the Keihan Railway. It was a Sunday, but compared to other tourist spots in Kyoto, it was not so crowded and I was able to visit the shrine very comfortably. It is a very pleasant and solemn place, full of greenery and water everywhere. There were many foreign visitors, but it is a place that even Japanese people should visit from time to time.

正式名称「賀茂御祖神社」といい、京都最古の神社のひとつで世界文化遺産に登録されています。賀茂川の下流にあり、古くからこちらの社名「賀茂御祖神社」を表すときには「鴨」の文字が使用されたことから、「下鴨神社」とも呼ばれます。 上流にある上賀茂神社とは、奈良時代に分立するまではひとつの神社だったのだとか。そんな繋がりから、５月に行われる「葵祭り」は合同で行われるそうです。 また、上賀茂神社のご祭神である「賀茂別雷大神」の母親にあたる「玉依媛命」と、祖父に当たる「賀茂建角身命」がこちらのご祭神という深いつながりがあるようです。 京都駅からバスで３０分強くらい。今回は上賀茂神社参拝の後に伺ったので、「上賀茂神社前」停留所から「下鴨神社前」まで、バスで２５分くらいかけてきました。 停留所から案内看板に従って進むと、西参道からの参拝になりました。 中門をくぐると、本殿が２社という造り。左側が西本殿でご祭神が「賀茂建角身命」。厄除け・開運の御利益があるそうです。右側が東本殿でご祭神が「玉依媛命」。安産・子育ての御利益があるそうです。 本殿の手前には「言社」という一言社から三言社までの７つのお社があり、干支の守護神でもあるので、自分の干支のお社を探して、参拝すると良いのだそう。 他にも縁結びの「相生社」や御手洗池前にあるみたらし団子の発祥となった「御手洗社」、一の鳥居近くにある「美麗祈願」のご利益がある「河合神社」等見所が点在していたようなのですが、遅い時間だったこともあり、閉まっていたり、場所がわからなかったりして観きれませんでした。なので、境内案内をいちいち見なくても良いように、パンフレットがあるとありがたいなと感じました。 参道にもなっている「糺の森」は広さ１２万４０００平方メートルもあるそうで、古代の神秘が広がるところなのだそう。だだ、こちらに到着したのがすでに１６時過ぎだったのと、西参道からの参拝になってしまった為、「糺の森」にたどり着いたのが１７時を過ぎてしまったため、残念ながら雰囲気を味わう時間もなく、途中で引き返すことになりました。 仕方がないとはいえ、やはり神社参拝は明るいうちの方が色々と良いなとあらためて思いました。

本当に大好きな神社。 とても美しい神社で、優しい気を感じました。 参拝時に祈祷が始まったり、結婚式に遭遇したりと縁起が良く、嬉しかったです。 お幸せに。 白い刺繍の綺麗なお守りとお札を購入させていただきました。

2025.5/10…今回の京都日帰り旅行も 終盤。 同志社大学のキャムパスから、車を置いた 鴨川？直ぐ近くのコインパへ歩いてく途中。 京都を何回も訪れている割には、同大と銀閣寺を結ぶ動線上から、ちょっぴり？外れているだけの下鴨神社も 又、京都に於けるビッグネームたる寺社仏閣の一つだが、未来訪のまま。 もう既に、精神的にも肉体的にも 疲労困憊著しいが、もう ひと踏ん張りして 足を延ばす事に。 ただ、此の決断が 更に 私を苦しめる事になる。 ２河川の合流地点から 割と近いと思っていたが、思いの外 奥行きが深く、不覚を取る事に。 其れでも 何とか、這々の体ながら、神社の最深部に辿り着く。 進んだ分だけ戻らねばならないのは 承知してはいるが、より 鈍重になった肢体を持て余しながらも、何とか 入口迄 戻って来て、ホッ・・。 6/15…今回の石清水八幡宮参拝旅行での、（平等院・石清水八幡宮と共に）ビッグネーム神社仏閣３ヶ所の 最終目的地。 （6:30出発 故）4:30起床だったせいも有るが、すっかり ぐったり、スルーして バスに居残りを決め込む考えさえ、沸き起こって来る。 ４月に配布の日程表には、此処（と平等院）は載っておらず、初めから 訪れると分かっていれば、先月の（単独での）京都旅行では、態々 そもそも 足を延ばさなかったかも、下鴨神社。 そんな バチ当たりな気持ちを抱きながらも、バスが 折角 近くへゆくと云ふので、下車して（あの時の３分の１弱？の体感距離を）歩いてく。 やっとこさ 雨は すっかり上がり、豊かな緑滴る（＆木々に溜まった雨水も滴る）参道を・・。