埼玉県立歴史民俗博物館

さいたま市大宮区。1971年、埼玉県誕生100年を記念して開館した郷土博物館。建物は名建築家・前川國男の設計で、数多くの賞を受賞している名建築です。どれも見応えのある展示でしたが、その中でも私が印象に残った展示を挙げたいと思います。 まずは埼玉の歴史を語る上で欠かせない「埼玉県稲荷山古墳出土 金錯銘鉄剣」。この鉄剣には文章が書かれており、解釈は分かれますが「ヲワケ臣」という人物が、ワカタケル(雄略天皇とされます)に仕えた誇りを鉄剣に刻んだとされます。大王の権力が広い範囲に及んでいたことが分かります。 次に「板碑」。鎌倉時代から室町時代にかけて作られた供養塔で、埼玉は板碑の数が日本一多いと言われています。埼玉県長瀞町からは高さ5メートル以上の日本最大の板碑が見つかっています。関西出身の私には板碑はとても新鮮です。 3つ目は「川越藩の酒井忠勝」。埼玉県は江戸時代、江戸に近い理由から幕領や譜代大名の領地になっていましたが、その中でも川越藩は徳川家の重臣で徳川家綱の時代に老中・大老を務めた酒井忠勝が藩主を務めていました。酒井忠勝の肖像画も展示されていたのですが、撮影禁止だったのがとても残念です。 4つ目は「埼玉の地場産業」について。江戸への近さを活かして多くの地場産業が栄えたことが分かりました。有名なのは川口の鋳物でしょうか。それ以外にも足袋・桐細工・だるまなどがあります。 展示物は豊富でしたが、撮影禁止の物が多かったのが少し残念。しかし、とても見応えがありました。埼玉県の事を知るためには良い場所だと思います。

床の赤と黒のタイルが美しい。博物館はボランティアの方による解説ツアーがあります。15分程度。解説だけでなく、質問にも答えていただき楽しかったです。解説の方ごとに得意な年代があるようです。胸のIDに記載されています。

【2025年6月15日☀️】 定期的に来たくなります。 自分は戦国史が好きなので、いきなり 『武蔵武芝と平将門の乱』まで進みます！ 前九年合戦、後三年合戦の説明図や、 治承　寿永の乱の図があります。 武蔵武士の活躍‼️ もう少し時代を進んでいくと 太田道灌の軍配、北条氏邦所用の 三十二間筋兜(ともに複製か)もあります。 忍城の地図や、川(河)越城の復元模型 などもあります。 当日に限り、再入場が出きるので、 一旦出て、パティオで休憩できます！ チャーハン700円を購入。 せっかく天気も良いので外で食べてみた✨ 気持ち良くて少し寝ました😃 楽しいとこですよ☀️

博物館としては月並みだが、特筆すべきは建物 70年代の技術の粋を凝縮したレトロモダンな風合い。 タイルを眺めているだけで幸せな気分になる。 スピッツがPVで使ったというのも頷ける。 ただ、入口に昭和の町並みを作っちゃったのは他の景観を完全にぶち壊しているのでアウト。

展示室の入口で解説員さんが声をかけて下さり、旧石器時代から古墳時代までの展示の説明を伺う事ができました。解説が丁寧て勉強になったのでお願いして良かったです。 それ以降の時代も近代までの展示があり時代の変遷を見られて面白かったです。