清漣閣ヴィラ

Name: 清漣閣ヴィラ
Address: 日本、〒920-0936 石川県金沢市兼六町１−２
Rating: 4.2

4.2 (200)・Historical Landmark・Tourist Attraction・Historical Place・Point Of Interest・Establishment

金沢に位置する清松閣は、江戸時代の文化的および建築的洗練の際立った例です。1863年に前田成康によって母のために建てられたこの別荘は、当時の幕府に次ぐ権力を誇った前田家の富と影響の証です。

清松閣の建築と内装は、伝統的な日本のデザインの傑作であり、鮮やかな色彩と精巧な工芸品が特徴です。自然光と空間の使い方は特に注目に値し、部屋は庭の移り変わる季節の景色を楽しむように配置されており、屋内と屋外の環境の調和を高めています。

内部の清松閣は、希少な木材と豪華な漆で飾られており、各部屋は季節の変化や特定の芸術的モチーフを反映した独自のテーマとカラースキームを持っています。「青い部屋」はその落ち着いた青色の色合いと優雅なアイリスの絵画で有名ですが、他の部屋には繊細な松のモチーフや鮮やかな花のデザインが見られます。

別荘には、住人にとって穏やかで熟考するための空間を提供するように設計された、武士の住居の典型的な特徴である美しく手入れされた庭があります。

営業時間：

午前9時～午後5時（午後4時30分まで入場可）

定休日：

水曜日は休館

利用可能：

年間を通じて

最小年齢：

全ての年齢層が歓迎されます

料金：

一般/大学生：700円

高校生および中学生：300円

小学生：250円

What other travelers are saying about 清漣閣ヴィラ

兼六園に隣接して建つ歴史的建造物。江戸時代末期の文久3年（1863年）に加賀藩の13代藩主・前田斉泰が母親のために建てた隠居所がその起源です。現在は有料で内部が公開されています。建物の中に入ると、その規模、広大さに驚きます。藩主が鎮座する謁見の間をはじめ、欄間飾りなど贅を尽くした装飾の数々。前田藩の力を改めて感じさせられます。ウグイス張りの廊下、見事な造作の庭園も目を引きます。たくさんの御所人形も並んでいて、藩主の奥方と姫君たちの生活を思い起こさせるものがありました。なお成巽閣への入口は、百万石通り沿いと兼六園内の随身坂沿い（有料エリア内）の2か所あります。そのため、履物を持って館内を通り抜けることはできないようになっています。また写真撮影は庭園のみOKで、その他館内は一切撮影禁止です。

Naka Hiro

2025/05/11

700円。さらにお金がかかるので微妙……と思いつつも入りました。←自分で書いていて小物感が漂う💦 展示物は微妙……と思ったけれどそれを味わう場所ではないのです。当時に想いを馳せましょう。すると…実に良いです。特に庭園。水のせせらぎを演出する所あり、無音で虫の声を聞かせようとする場所あり、庭を楽しませようと柱を減らした所あり、と設計者？の意図が濃厚に込められた美しい日本建築でした。庭園、良いです。←2回言います。じっくり味わってください。 2階に上がるとそれはさらに濃厚に。部屋ごとに作りを変えた天井、群青、弁柄と当時としては斬新であったろう壁の色。作り手の想いの詰まった素晴らしい建物でした。 700円をケチろうかと悩んだ自分を叱りたい（笑） #室内撮影禁止、庭は良いよと言われました。

前田家前当主の奥方のために、幕末に建造された御殿です。兼六園内でも料金は別途必要なので少し躊躇しましたが、中に入って良かったと思いました。特に印象深かったのが、天井にウルトラマリンブルーという顔料が施されている群青の間です。本当に鮮やかな群青ですよ。なお、館内は撮影禁止ですが、庭園は撮影可能です。

2025/02/13 兼六園内にある成巽閣。入館料は７００円。建物内は撮影不可ですが建物から庭の方は撮影可です。前田家奥方御殿として江戸時代の御殿建築様式を伝える希少な建物です。こちらも季節の良い時期にゆっくりと見学したいですね。

館内が撮影禁止だったのが残念でしたが、今でも「群青の間」の青が心に残っています。兼六園とは別料金だったので少し迷ったのですが、スルーしなくて本当によかったです。平日の午前中だったからかあまり入館者はいませんでした。