21世紀美術館

老若男女楽しめる❗️子供にアートをさせる部屋もある。椅子もある。外は公園になっている。体験型現代アートや、非西洋の名もなき人たちの素晴らしい絵もある。思っていたより、ずっとずっと良かった。　有名なプールアートは入るのに予約が必要。　中にあるレストランは安くはないが、値段なりの値打ちのある美味しさだった。特にアート好きでなくても好きなところだけ見て回れば楽しいし、子供連れでも半日はたっぷり楽しめる。

伝統的な美しさが息づく街、金沢に立つ金沢21世紀美術館は、その斬新な円形のデザインと、多様な現代アート作品で訪れる人々を魅了し続けています。愛称「まるびぃ」として親しまれるこの美術館は、単にアートを鑑賞するだけでなく、建物全体、そしてそこに展示される作品を通して、新しい発見や感覚を呼び覚ましてくれる特別な空間です。 中でも、レアンドロ・エルリッヒ作《スイミング・プール》は、この美術館の象徴とも言えるインスタレーションです。まるで本物のプールの水面を通して地上を見上げているかのような、不思議な感覚を味わえるこの作品は、そのフォトジェニックさから特に人気が高く、SNSなどでも頻繁に見かけます。 この《スイミング・プール》を「プールの中」から体験するには、事前のオンライン予約がほぼ必須となります。特にゴールデンウィークのような繁忙期には、9時ちょうどに予約受付が開始されても、わずか1～2分で枠が埋まってしまうほどの人気ぶりです。計画を立てる際は、まず公式サイトで《スイミング・プール》の予約状況を確認し、予約が確定してから美術館の入場券を購入することをおすすめします。予約なしでもプールの「上」から作品を見ることはできますが、「中」からの眺めは素晴らしいです。 もちろん、金沢21世紀美術館の魅力は《スイミング・プール》だけにとどまりません。館内には、訪れるたびに新たな驚きと感動を与えてくれる、実に多種多様な現代アート作品が点在しています。視覚的な仕掛けに思わず立ち止まってしまう作品、音や光を使った体験型の作品、そして時には「これは一体…？」と頭をひねりたくなるような、既成概念を覆す作品まで、ジャンルも表現方法も様々です。 心拍数に合わせて光の速度が変わる作品や、ガラスや透明な素材を使った彫刻など、一つとして同じものはありません。これらの作品は、ただ眺めるだけでなく、そこから何を感じるか、どう受け止めるか、鑑賞者自身の感性が問われるような、刺激的な体験を提供してくれます。展示替えも頻繁に行われるため、何度訪れても新鮮な発見があるのも魅力です。 ガラス張りの建物は自然光をたっぷりと取り込み、館内にいながらにして外の風景や空の移り変わりを感じられます。開放的で明るい空間は、現代アートをより身近に感じさせてくれるでしょう。美術館の周囲は広々とした芝生や木々が広がる市民公園となっており、アート鑑賞の後に散策を楽しむのもおすすめです。 小さなお子様連れで訪れる際は、作品保護のため、お子様から決して目を離さず、作品に触れないよう手をつなぐなどして十分にご注意ください。展示されている作品には、デリケートな素材のものや、触れることが禁止されているものが多くあります。皆が気持ちよくアートを楽しめるよう、マナーを守って鑑賞しましょう。 金沢21世紀美術館は、《スイミング・プール》というアイコニックな作品はもちろんのこと、そこかしこに散りばめられた現代アートとの出会いが、訪れる人それぞれの感性を心地よく刺激してくれる場所です。時間に余裕をもって訪れ、お気に入りの作品を見つけてみてください。きっと日常とは少し違う豊かな時間が過ごせます。

有名なプールの作品が見たくて訪れました。平日の13時頃に行きましたがなんと100分待ち！諦めました。WEBで予約できるようですが完全にナメて直ぐ見られるだろうと高を括ってました。予約することをオススメします。

金沢に来たからには絶対外せない場所の一つ。現代アートの力を借りて自分自身の中のあらゆる見方の枠を外して考え方の幅を広げることができます。ゴールデンウィーク中、着いたのが昼前でこの時点でスイミングプールの中側に行く受付はすでに終了していました。チケットカウンターの反対側に行って職員の方にプール見学の予約方法を尋ねると、ご親切に、手立てを順序立てて、しかもちょっとしたコツも教えてくださいました。翌朝はweb受付開始と同時にその方法でアクセスして、なんと開館直後の順番を得ることができ、貴重な体験時間を得ることができました。プール中側では、一緒に入っている方々と写真の取り合いっこをするといいと思います。

私が初めて金沢21世紀美術館の存在を知ったのは、ラルクアンシエルのプールの中で演奏するプロモーションビデオ。水面部分にアクリル板をはめて、上に数センチ水が張ってあるプールと全く同じ原理の作品を観ることが出来ます。 この『スイミング・プール』かなりの人気展示！地下部への入場見学には予め予約が必要です。予約開始時間は観に行きたい当日の9:00から。ホームページでのWeb予約が簡単で早いですね。 地下部見学には時間制限あり、およそ5分間。写真はOKですが動画はNGとのこと。とっても異質で面白い水の無いプール内部を少ない時間ですが楽しめました。 このプール以外にも流石、美術館に21世紀と名が付くだけあり空間を贅沢に使った現代アートがずらり。なんとも感慨深く新鮮で摩訶不思議‥五感を刺激させられます。 美術館の目の前には兼六園や金沢城公園あり。長町武家屋敷跡も近くにあり、たっぷり金沢を堪能できます。