五重塔が素敵なお寺。
この五重塔は何回か焼失し、現在の物は1644年に徳川家光によって竣工されたもので、日本の古塔では最高の高さとの事。
金堂は1603年、講堂は1491年に再興されたとの事で歴史を感じられる場所です。
国宝の金堂、重要文化財の講堂の中には息を飲むような素晴らしい仏像の数々。
特に金堂にある高さ3メートルの薬師三尊像は圧巻です!
そして、たくさんある仏像の中で、特に白象にまたがっている帝釈天が印象に残りました(*^^*)
東寺(とうじ)を訪れたのは、澄んだ青空が広がる初秋の朝でした。京都駅から徒歩で向かう道すがら、少しずつその荘厳な姿が近づいてくるにつれて、胸が高鳴るような感覚を覚えました。到着してまず目に飛び込んでくるのが、五重塔。日本一の高さを誇るその木造建築は、まさに京都のシンボルとも言える存在で、遠くから見上げた瞬間に心を奪われました。
境内を歩くと、金堂や講堂、御影堂といった建物が次々に現れ、それぞれに異なる空気感と重みがありました。特に講堂の立体曼荼羅は、仏像ひとつひとつが宇宙の秩序を表しているかのような迫力で、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。21体の仏像が静かに佇む空間に身を置いていると、自分自身も世界の一部として整えられていくような感覚に包まれます。
地元の方に教えていただいた弘法市にも運よく遭遇し、骨董や手作りの雑貨に囲まれながら、京都の人々の暮らしと信仰が脈々と息づいていることを肌で感じました。境内に咲く草花や、水面に映る五重塔の姿までもが、どこか神聖で美しい。東寺は、ただ歴史を学ぶだけではなく、自分の心と静かに向き合える場所でした。何度でも訪れたくなる――そんな特別な時間を与えてくれる、京都の大切な場所です。
平安遷都とともに建立された寺院で、嵯峨天皇が遣唐使として仏教を学んできた空海に開教させたそうです。
真っ先に五重塔へと歩を進めます。木造の建築物としては日本一の高さだそうです。
その後、金堂で薬師三尊像を、そして講堂で持国天や帝釈天などの仏像を拝観し、伽藍の西へ進んで御影堂、大日堂、鎮守八幡宮などを拝観しました。
唯一残っている平安京の遺構を散策し堪能してきました。
25/07/18(金)訪問。拝観料500円(観智院との共通券800円)。思いの外インバウンドも少なく、敷地も広いため快適に回れました。曼荼羅は通常絵画ですが、東寺の立体曼荼羅は世界で初めて3Dで密教の世界を視覚的に体現しました。圧巻の迫力があり、オススメです。撮影は不可。
本来の目的地とは違いましたが、駐車場からGoogleマップを見ていたところ、偶然にもコチラ発見。
そういえば小学生の頃に修学旅行で来たような気がして、時間も合ったことで見学しました。
五重の塔といえば東寺らしいですが、自分の記憶では法隆寺のイメージが強いですね。
神社仏閣には疎いので建造物を観てもスゴイなぁという感想しかありませんが、こういうのも気分転換で良いのかも知れませんね。