平日の午前中に訪れました。
広い境内なので隅々までじっくり観るには、最低でも1時間は必要です。
インバウンドの方々もかなり多いけど、広い境内なので浅草寺のような喧騒はありません。
御朱印は直書き対応、安国殿にて500円です。
個人的には、境外にある現存建築物の有章院霊廟二天門と御成門は見逃さないで欲しい。
東京タワーの近くにある港区内の有名なお寺。東京タワーと一緒に写真が撮れる映えスポットで夜もライトアップされて綺麗です。参拝した時に線香の香りが漂い、空気が澄んでいて浄化されたようなパワーをいただいたような気分になりました。
港区芝にある増上寺。東京🗼タワーすぐ近くともあり、観光客もたくさんだ。
現在は、日比谷通り沿いの三解脱門が修理中。完成は令和14年とのこと。
浄土宗徳川家の菩提寺として、秀忠・江はじめ、将軍15代のうち6人が葬られています。
墓所見学は別途料金だが、真ん中に立ち、ぐるりと囲まれると、大河ドラマや大奥の登場人物が思い浮かび、なかなかの緊張感が出てくる。
そういえば、安倍元首相の告別式もここだったかも。
増上寺は、東京都港区芝公園に位置する浄土宗の大本山で、正式名称を「三縁山広度院増上寺」といいます。1393年(明徳4年)、浄土宗第八祖の酉誉聖聡(ゆうよしょうそう)上人によって、現在の千代田区平河町付近に創建されました。
1590年(天正18年)、徳川家康が関東を治めるようになり、増上寺を徳川家の菩提寺として定めました。これにより、1598年(慶長3年)に現在の芝の地に移転し、徳川将軍家の厚い庇護のもとで大いに栄えました。特に、二代将軍秀忠公をはじめとする6人の将軍がここに埋葬されています。
境内には、江戸時代初期の1622年(元和8年)に建立された「三解脱門(さんげだつもん)」が現存しており、これは戦災を免れた貴重な建造物として国の重要文化財に指定されています。この門は、増上寺の歴史的な象徴の一つとなっています。ちなみに、現在大修理中で、2032年に終わる予定です。
増上寺は、東京タワーの近くにあり、都市の中で静寂と歴史を感じられる場所として、多くの参拝者や観光客に親しまれています。
増上寺の本堂である大殿(だいでん)は、1974年(昭和49年)に再建されました。 本尊として阿弥陀如来を安置し、浄土宗の教えを伝える中心的な場所となっています。 
大殿へは、三解脱門(三門)をくぐり、煩悩を解脱して向かうとされています。 内部は広々とした空間が広がり、参拝者が心静かに祈りを捧げることができます。 
なお、2023年には浄土宗開宗850年を記念して、大殿の耐震補強工事が実施されました。 これにより、地震に対する安全性が向上し、参拝者が安心して訪れることができる環境が整えられています。 
増上寺の大殿は、歴史的な背景と現代的な安全性を兼ね備えた建物として、多くの人々に親しまれています。訪問の際には、その荘厳な佇まいと静寂な空間をぜひ体感してみてください。
訪問当日は仏前結婚式が本殿で行われ、本殿前での記念写真撮影に僧侶が協力している姿がある意味微笑ましかったです。