奥嵯峨野、古来風葬の地として知られた化野(あだしの)に弘法大師空海が無縁仏を供養するために建立されたとされる古刹。
境内の中央には西院(さい)の河原と呼ばれる空間があり、8,000基もの石仏・石塔が祀られています。
晩秋に数多の石塔と真紅の紅葉が織りなす風景は少し畏怖の念を覚えるほどの神秘的な美しさです。
また、毎年8月23、24日には、これらの石塔石仏に灯を供える千灯供養が行われます。
■予約:不要
■料金:500円(拝観料)
■アクセス性:嵐電「嵐山駅」から徒歩で2.1km
京都バス「鳥居本」下車徒歩3分
■補足:境内奥には墓地へ続く竹林の小道があります。有名な天龍寺周辺の竹林の小径と比べて観光客は限られるため、とてもフォトジェニックなスナップが狙える隠れた撮影スポットです。