最高の体験が出来る“不思議な空間”。
撮影可能な屋外の景観が、どこもユニークだし、ジブリの雰囲気を十分に堪能できます。
それでいて、周囲の公園と地続きなので、日常からスムーズに異空間へ踏み込む感じがします。
屋内もユニークな構造になっていて、そんなに広い訳でもないのに、大人でも割りと迷います。
まるで子どもだった頃のように、迷って、うろうろします。
それが、懐かしく、心地いい時間に感じられます。
常設展示と企画展示は、最高に心踊ります。
アニメーションを見る喜びだったり、今までに見てきたジブリ作品を思い出したり、ただただ美しい画像に感心したり。
映像展示室“土星座”は、映画館で映画を見るよりも、客席側に一体感が有ります。
“昔の映画館”に近いのかも?
上映される短編映画は、上質です。
本当に、素晴らしい美術館。
入場:休日は入場可能になったら早めの時間の入場が良さそうです(後の時間だと列を作って入場していたため)、フィルムを模した映画チケットは館内の機材で見れる
屋外:撮影ポイントが複数あるので色々探してみるのが楽しい、ディズニーランドみたいに細部にデザインが施されてる
館内:構造が複雑で迷いやすいが、探索しているみたいで楽しい(写真撮影は禁止だが置かれている物やデザインが細かくて世界観を感じる…トイレの入り口もオシャレ過ぎて分かりにくかった…)
展示品:間近で背景画や下絵など見れるので迫力がある、ただ人が多いのでじっくり見るのは難しいかも
カフェ:屋外にカフェがある(使ってないのでノーコメント)
お土産屋さん:滅茶苦茶混んでる、値段は結構お高め…
ミニ映画館:入れ替え制で10分程度待つ、ベンチに座って観る感じ(作品は日毎に変わる模様)
滞在時間:3時間程度
感想:事前予約は面倒だが、入場料も安いし楽しめた。子供はネコバスにも乗れるし探索しがいがあるので楽しいと思う。ただ一度行けば良い程度かも…日替わりの映画や展示品を観るのに、何度も足を運ぶかというと微妙。
常設展示室:アニメーションの原理、原始的なアニメなどの展示、製作スタジオの風景再現、歴代ジブリ作品の絵コンテなどの資料が見られる。
『となりのトトロ』のネコバスルーム:六歳以下の子供が中に入って遊べるようになっている。
屋上のロボット兵(『天空の城ラピュタ』)
⭐️館内撮影禁止⭐️
建物全体がひとつの“物語”になっていて、まるで絵本の中を探検しているような感覚。階段や廊下、扉の配置が迷路のようで、「次は何があるんだろう?」と、好奇心のままに歩き回っているうちに、自分が物語の登場人物になっていることに気づきます。
館内は完全予約制のおかげで混雑感がなく、ゆったりと世界観に浸れました。ステンドグラスの光、壁の落書き、映写室での短編アニメ……どこを切り取っても“ジブリらしさ”が詰まっていて、五感すべてで作品世界を感じられます。
大人なのに、子どもの頃に戻ったような気持ち。
そして、忘れていた感情がそっと胸に戻ってくるような、
そんな美しい余韻の残る場所でした。
1ヶ月ぐらい前にローチケでチケットを買って、初めて行きました。
車で行ったのですが、美術館専用の駐車場はなく井の頭公園の駐車場やタイムズを探して、タイムズ下連雀1丁目を利用しました。土日祝でも最大1200円だったので、時間を気にせずゆっくり出来ました。