改築後初来訪
天井が取っ払われ、明治時代の梁が現れたそうで、うっ美しい😍
入った瞬間に特別な空間に入った感じが最高です。
庭園とハルカスわくわく一望できるテラスはいいですね。新旧の時代を一望できる特等席です。
住友家が提供した土地は,時代を超えて愛されています
本日は国宝展。
いきなり長谷川等伯と円山応挙(;゜0゜)
続いた平家納経、信貴山縁起絵巻,一遍聖絵でもう腹八分目です。
古今和歌集、舟橋蒔絵硯箱
もう何も入らない,情報がパンクしそうです。
でも,思いました。今日はこれを見るためにここに来たんだなと
鑑真和上坐像
説明できないけど、1300年前に来日された方の存在感を,時代を飛び越えて感じられます。
素晴らしい、
それ以外言葉はありません。
ただ最後の深鉢式土器(火焔型土器)
これは実際に目にするだけで、縄文時代への基準が変わります。
教科書に載ってる作品ばかりですが、価値観がより深くアップデートされますよ!
1936年開館。国の登録有形文化財。
元は住友家本邸が建っていた様ですが、こちらの敷地と日本庭園(慶沢園)を住友家が大阪市に寄贈され、本邸後に新たに美術館を建設されたとの事です。建設にあたりエピソードが有る様で
施工開始が1927年、開館が1936年と世界恐慌による資金難や物資難により開館に至る迄におよそ10年掛かりだったそうです。
また、戦時中は軍に接収され長らく休館に追い込まれたとの事。
最近では耐震補強工事の為に3年間休館しておりましたが、ようやくリニューアル工事も終わり、外観も綺麗に仕上がっていました。まだまだ、現役の美術館です。
美術品の特徴としてはまず、個人寄贈による美術品が多く、他の美術館とは一線を画します。その為、貴重な美術品ながらもジャンルが多様で、企画展の内容も国内外問わず、毎回趣向が異なりバラエティーに富んでいます。
また、公募作品の展示場となっており、「日展」「国展」「二科展」等が毎回開催されているのも、特徴の一つかと思います。
日本国宝展では、松井昇さんの軍人遺族図「かたみ」と言う作品が、考えさせられる作品で印象に残りました。プーチンやネタニヤフにこの気持ちが伝わるかどうかは判りませんが、一度見て頂いたら良いと思いました。この気持ちが伝わらない様で有れば、そもそも戦争以前に人としてどうかと思います。
かなり主観が入ってしまいましたが、それ位、印象に残る作品でした。
【見所】
①建物自体(国の登録有形文化財)
②エントランスと階段
③出口(入口)から一直線に伸びる遊歩道が爽快な景色です。右側に通天閣が見える通天閣も絵になり、たまりません。
【その他】
●日本国宝展滞在時間約120分
●土日は予約必須
●日本国宝展並び時間→チケットレスで約15分(平日の雨の日)。15時以後は並んでいなかったので、15時から閉館迄のタイミングが一番見やすいと思います。
●天王寺駅から徒歩10〜15分
いや、すごかった。何がって人出が、です。GWに京都、奈良、大阪の3つの博物館美術館での国宝展を見たのですが、大阪は並んだ並んだ。奈良も並んだのですが、大阪に比べればスムーズでした。ナメてました。
そう言えば過去フェルメール展でも並んだなぁ、事前の日時指定のチケットを買っておくべきだったと後悔しましたが、何せ遠方から来る身。時間が読めないなと思って、当日券狙いで行きました。開館30分前には着いたのですが、いやもう既に長蛇の列。皆さん、万博の方に行かれてはと思ったりしました。
最後尾は90分待ちとか。(実際はそこまで待ちはしませんでしたが)ほぼ快晴の照りつける太陽がちょっと恨めしかったです。
日時指定券を持った方達の方にはテントが出ていたようですが、持っていない我々は照りつける太陽の下、耐えました。
リニューアルして、壁とか床とか美しくなったように感じました。(滅多に来ないのでよく分かりませんが)
展示された作品はどれも素晴らしいものでした。よくぞ残ってくれた、残してくれたと思います。金印を見るために、館内でも並ぶ並ぶ。最小の国宝は眩く輝いていました。
もっとゆっくり見たかったなというのが本音です。
でも見応え十分でした。
平日木曜日に日本国宝展を見ました。
近くのホテルに荷物を預けた後、芝生の公園を抜けた先にある美術館へ。建物はそれほど大きくはなく、東京の国立博物館の日本館と同じくらいか一回り小さいくらいと思います。
到着時11時過ぎでしたが、当日券買う列が3〜40分待ちになってました。この展示会は刀剣乱舞とコラボしていて、刀目当ての人であれば確実にWebチケット買っていると思います。前売りやWebチケット持ってる人は左側から入るので、うっかり当日券列に並ばないように注意してください。
展示は2階から見て1階に降りるルートです。最初に超有名作品がドンと展示してあり、絵→像→書→中国→刀→大阪→国所有と、1つのカテゴリごとに1部屋割り当てられて展示してあります。
平日だったので8割は高齢者という客層。順路に合わせて並べばガラス前に行ける感じ、マイペースは許されず、周りに合わせる形で全部見て回るのに4時間ほどかかりました。
展示は有名どころから話のネタになる面白いものまで様々あって、好んで博物館行かない人でも飽きずに見られるように配慮されてると感じる内容でした。
普段博物館や美術館行かない人が多くなったためなのか、ガラスが超汚れてたのが残念でしたね…。
大阪なので通うことはできないんですが、ずっと見たかった七星剣が見れて満足です。
「日本国宝展」を観にいきました。本当に日本史の教科書、資料集、事典に載っている数多くの美術品が展示されていました。感動的ですね!
私は愛知県から来たのですが、最初の展示室に雪舟の《慧可断臂図》が展示されていました。これは愛知県のお寺が所蔵しているものですが、愛知に住んでいても滅多に見ることはできないものだと思います。
またあの有名な《唐獅子図屏風》も展示されていました。桃山文化を象徴する絵画としてこれまた教科書でお馴染みのものですが、実物を見るのは今回が初めてです。説明によると、本来これは秀吉から毛利輝元に贈られたものなのだそうです。これは初耳ですね。
また展示されていた「赤糸威鎧」は復元品を岡山の高梁市で見たことがありますが、実物を見るのは今回が初めてです。これは承久の乱の時に実際に使われたと伝わる鎧です。
こんな感じで本当に素晴らしいものばかりです!奈良、京都の国立博物館の特別展も観ましたが、3館の展示を見比べてみて展示品が広範囲であり、また時代も縄文から明治にまで渉っているこちらの美術館の展示が国宝展と言う名称に一番相応しいと思います。しかし3館ともいずれ劣らぬ素晴らしい展示であることは言うまでもありません。こう言っては何ですが、私にとっては大阪万博などよりもこちらの方が遥かに価値が高いものだと感じます。
2025.5.28