奈良にある仏教寺院です。東大寺に対して西大寺です。立派な伽藍があり見ごたえがありました。各お堂には重要文化財の仏像が展示してありました。本堂には本尊の釈迦如来立像、文殊菩薩騎獅像及び四侍者像、弥勒菩薩坐像、四王堂には本尊の十一面観音立像、四天王立像及び邪鬼、愛染堂には愛染明王坐像(御前立ち像)、本尊の秘仏愛染明王坐像、興正菩薩寿像(国宝)などがおられました。又、特別公開中の聚宝館には四仏像、吉祥天立像、大黒天立像、行基菩薩坐像などが展示されていました。奈良時代には東西両塔が建てられていましたが焼失し、今は東塔跡があります。又、この寺は年に数回行われる、大茶盛式でも知られています。
真言律宗総本山西大寺。十一面観音立像は必見です。大迫力で私はしばし見つめ合おうとしましたが、十一面観音立像がでかすぎて目線があいませんでした。三堂共通拝観券を買ったほうがお得なので、色々見たい人は買ったほうが良いです。写真撮影禁止なのが残念なくらい素晴らしい仏像だらけ。また行きたい。特に十一面観音立像にまた会いたいです。
近鉄西大寺駅から徒歩5分
駅名にもなるくらいのお寺なのですが、今まで行った事なく…(・・;)
行ってみて、何故今まで行かなかったのかと後悔しました笑
まず仏像が巨大で迫力満点
十一面観音立像 6m
本尊釈迦如来立像 167cm
弥勒菩薩坐像 276cm
他に文殊菩薩騎獅像の美像がたくさん…
建物も巨大で厨子も凝ってる(*´﹃`*)
そして外人は皆無…
古き良き日本な感じです
真言律宗の総本山。奈良には神仏分離の時代の影響か、南山城方面も含めて真言律宗のお寺は多いように感じます。
こんな大寺でありながら、なぜか観光の匂いの少ないお寺です。
称徳天皇の勅願により建立されたとのこともあってか、称徳天皇と近い関係にあった道鏡の坐像が安置されていました。私たちが日本史を学校で学んだころは、道鏡は悪僧として有名で、悪僧として学んだためか、ものすごく違和感を感じました。今は研究が進んで違う解釈がされているのでしょうか。
素晴らしい仏像に出会えるお寺であることは間違いありません。
2025.05.05 参拝をさせていただきました。
三堂(本堂・四王堂・愛染堂)を拝観する際は、共通拝観料が必要となります。
人が混み合うことなく、ゆっくりと落ち着いてみることができますし、各仏像も間近でみることもできました。