京都嵐山の有名な観光スポットであり、世界遺産になっています。野宮神社の横の路地からこちらへと伺ったので、北門からの参拝受付になりましたが、バス通りである長辻通りの方に総門がありました。総門までは、JR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅からだと徒歩約13分、京福電鉄嵐山線の嵐山駅からだとすぐ目の前です。
後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が1339年に創建。足利尊氏の弟足利直義が、渡月橋の架かる桂川の川底から、金の龍が昇天する夢を見たことから「天龍寺」と名付けられたのだそう。
とても広大なお寺で、特に北門側に有る百花苑を含む広々とした庭園は、訪れた時期も4月だったために見事なまでに花々が咲き誇っていて、とても綺麗でした。百花苑は1983年に整備されたそうで、自然の傾斜に沿ってつくられてきるので、上がっていった先の望京の丘からの眺めはとても良かったです。
大方丈前にある宗源池庭園は、日本最初の史跡特別名勝に指定されたところなのだそう。天龍寺自体は8度の火災にあっているそうですが、この庭園だけは火災を免れ、当時の面影を残しているのだとか。大方丈の前にはベンチも設置され、座ってゆったりとその景色を堪能する方も多く見られました。
庭園参拝料は、百花苑も含めて高校生以上¥500です。
法堂には有名な『八方睨みの雲龍図』が有りますが、こちらは土日祝のみ公開となっています。ただし春と秋には特別参拝期間があり、その期間は毎日見ることが出来るとのことで、ちょうどこの日は平日でしたがその期間にあたり、見ることが出来ました。圧巻の大きさの雲龍図で、こちらの天龍寺は京都五山の中で格が一番上ということで、龍の爪の数も一番位の高い龍として5本爪に描かれているのだそうです。とても迫力のある綺麗な雲龍図ではありますが、1997年に記念事業として描かれたものということで、歴史的な物ではないのが少し残念に感じてしまいました。こちらは庭園とは別料金、1人¥500です。
観光客で賑わってはいましたが、広いのでごちゃごちゃした感じではなかったのが良かったです。
今でも広大な敷地だと思うのですが、かつては嵐山や渡月橋、亀山公園も境内地だったというのは驚きでした。
**京都・天龍寺の口コミ**
**「嵐山の宝石」と呼ばれる世界遺産の禅寺**🍃 夢窓疎石作庭の**曹源池庭園**は、借景技法で嵐山と一体化した風景が圧巻!春は桜、秋は紅葉に彩られ、**座敷から眺める日本庭園**の奥深さを体感できます🌸🍁
**アクセス**は嵐電「嵐山駅」から徒歩5分、またはJR嵯峨嵐山駅から10分🚶♀️ 拝観料(庭園500円/諸堂追加300円)で**方丈・書院**の襖絵も必見。**雲龍図**の迫力に歴史ロマンを感じます🐉
**おすすめ時間帯**は開門直後の8時半か閉門前の17時。観光客が少なく、苔庭の静寂を独占できます🌿 隣接する**竹林の小径**とセットで巡るプランが人気!
**注意点**は「**混雑時の足元**」。庭園の砂利道や畳敷きエリアは歩きやすい靴必須👟 写真撮影は庭園のみ可能(建物内は不可)。
**穴場情報**は庫裏の**篩月(しげつ)**で精進料理(要予約)🍵 豆腐と旬野菜の味わいが禅の精神を体現。総合的に「京都の美の集大成」と呼ぶにふさわしい名刹です✨
法堂の天井に描かれた巨大な雲龍図。天龍寺開山夢窓国師650年遠諱(おんき)記念事業として、日本画家加山又造画伯によって描かれました。360度どの角度から見ても睨まれているように見えることから、「八方睨みの龍」とよばれています。ぜひ様々な角度からご覧になってみてください。松平
嵐山に行った際にお邪魔しました!
世界遺産みたいです!
本堂へ向かう際に
右手に弘源寺というのがあって
有料なんですが
綺麗な庭と
柱に長州藩の藩士の刀傷もありました!
本堂も有料なんですが綺麗な
池やらが見れて良きです!
あと天井の龍が何処から見ても
こっちを見てるという雲龍図もありました!
ここも有料で
写真もダメですが
凄い迫力でした
来て良かったです
嵐山を訪れた際にぜひ立ち寄ってほしいのが、世界遺産にも登録されている「天龍寺」。臨済宗天龍寺派の大本山であり、京都五山の一つとしても知られる格式高いお寺ですが、どこか親しみやすく、心が穏やかになるような雰囲気が漂っています。
中でも特に感動したのが、「曹源池庭園(そうげんちていえん)」の美しさ。夢窓疎石によって作庭された池泉回遊式庭園で、訪れた日はちょうど紅葉が見頃を迎えており、池の水面に映る赤や黄色の葉の色彩がまるで絵画のようでした。季節によって表情が変わる庭園は、春の新緑、夏の青々とした木々、冬の雪景色も絶景とのことで、何度でも訪れたくなります。
本堂に座って庭を眺めていると、時間がゆっくりと流れているように感じられ、忙しい日常をふと忘れさせてくれました。観光地でありながらも、静けさと落ち着きが保たれていて、まさに「心を整える場所」という印象です。
また、天龍寺は竹林の小径や渡月橋にも近く、嵐山観光の拠点としてもとても便利。お寺の参道を抜けると、そのまま竹林の小径へ自然に流れるように入ることができ、嵐山らしい風景を一度に楽しめるのも嬉しいポイントです。
歴史に触れながら、美しい自然に包まれる――そんな体験ができるのが天龍寺の魅力。京都らしい厳かさと、心落ち着く癒しの空間が絶妙に共存しています。静かに自分と向き合いたいとき、四季の移ろいを感じたいとき、何度でも足を運びたくなるお寺です。