嵐山を訪れた際にぜひ立ち寄ってほしいのが、世界遺産にも登録されている「天龍寺」。臨済宗天龍寺派の大本山であり、京都五山の一つとしても知られる格式高いお寺ですが、どこか親しみやすく、心が穏やかになるような雰囲気が漂っています。
中でも特に感動したのが、「曹源池庭園(そうげんちていえん)」の美しさ。夢窓疎石によって作庭された池泉回遊式庭園で、訪れた日はちょうど紅葉が見頃を迎えており、池の水面に映る赤や黄色の葉の色彩がまるで絵画のようでした。季節によって表情が変わる庭園は、春の新緑、夏の青々とした木々、冬の雪景色も絶景とのことで、何度でも訪れたくなります。
本堂に座って庭を眺めていると、時間がゆっくりと流れているように感じられ、忙しい日常をふと忘れさせてくれました。観光地でありながらも、静けさと落ち着きが保たれていて、まさに「心を整える場所」という印象です。
また、天龍寺は竹林の小径や渡月橋にも近く、嵐山観光の拠点としてもとても便利。お寺の参道を抜けると、そのまま竹林の小径へ自然に流れるように入ることができ、嵐山らしい風景を一度に楽しめるのも嬉しいポイントです。
歴史に触れながら、美しい自然に包まれる――そんな体験ができるのが天龍寺の魅力。京都らしい厳かさと、心落ち着く癒しの空間が絶妙に共存しています。静かに自分と向き合いたいとき、四季の移ろいを感じたいとき、何度でも足を運びたくなるお寺です。
桜咲く頃の天龍寺は綺麗かと思い,訪ねました。
観光客が多くて,写真を撮ったりすることは難しかったですが,お寺の佇まいも良かったです。桜だけでなく季節の花がいたるところで咲き誇っており,とても綺麗でした。
紅葉の季節も綺麗なのでしょうね。
京都嵐山の有名な観光スポットであり、世界遺産になっています。野宮神社の横の路地からこちらへと伺ったので、北門からの参拝受付になりましたが、バス通りである長辻通りの方に総門がありました。総門までは、JR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅からだと徒歩約13分、京福電鉄嵐山線の嵐山駅からだとすぐ目の前です。
後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が1339年に創建。足利尊氏の弟足利直義が、渡月橋の架かる桂川の川底から、金の龍が昇天する夢を見たことから「天龍寺」と名付けられたのだそう。
とても広大なお寺で、特に北門側に有る百花苑を含む広々とした庭園は、訪れた時期も4月だったために見事なまでに花々が咲き誇っていて、とても綺麗でした。百花苑は1983年に整備されたそうで、自然の傾斜に沿ってつくられてきるので、上がっていった先の望京の丘からの眺めはとても良かったです。
大方丈前にある宗源池庭園は、日本最初の史跡特別名勝に指定されたところなのだそう。天龍寺自体は8度の火災にあっているそうですが、この庭園だけは火災を免れ、当時の面影を残しているのだとか。大方丈の前にはベンチも設置され、座ってゆったりとその景色を堪能する方も多く見られました。
庭園参拝料は、百花苑も含めて高校生以上¥500です。
法堂には有名な『八方睨みの雲龍図』が有りますが、こちらは土日祝のみ公開となっています。ただし春と秋には特別参拝期間があり、その期間は毎日見ることが出来るとのことで、ちょうどこの日は平日でしたがその期間にあたり、見ることが出来ました。圧巻の大きさの雲龍図で、こちらの天龍寺は京都五山の中で格が一番上ということで、龍の爪の数も一番位の高い龍として5本爪に描かれているのだそうです。とても迫力のある綺麗な雲龍図ではありますが、1997年に記念事業として描かれたものということで、歴史的な物ではないのが少し残念に感じてしまいました。こちらは庭園とは別料金、1人¥500です。
観光客で賑わってはいましたが、広いのでごちゃごちゃした感じではなかったのが良かったです。
今でも広大な敷地だと思うのですが、かつては嵐山や渡月橋、亀山公園も境内地だったというのは驚きでした。
**京都・天龍寺の口コミ**
**「嵐山の宝石」と呼ばれる世界遺産の禅寺**🍃 夢窓疎石作庭の**曹源池庭園**は、借景技法で嵐山と一体化した風景が圧巻!春は桜、秋は紅葉に彩られ、**座敷から眺める日本庭園**の奥深さを体感できます🌸🍁
**アクセス**は嵐電「嵐山駅」から徒歩5分、またはJR嵯峨嵐山駅から10分🚶♀️ 拝観料(庭園500円/諸堂追加300円)で**方丈・書院**の襖絵も必見。**雲龍図**の迫力に歴史ロマンを感じます🐉
**おすすめ時間帯**は開門直後の8時半か閉門前の17時。観光客が少なく、苔庭の静寂を独占できます🌿 隣接する**竹林の小径**とセットで巡るプランが人気!
**注意点**は「**混雑時の足元**」。庭園の砂利道や畳敷きエリアは歩きやすい靴必須👟 写真撮影は庭園のみ可能(建物内は不可)。
**穴場情報**は庫裏の**篩月(しげつ)**で精進料理(要予約)🍵 豆腐と旬野菜の味わいが禅の精神を体現。総合的に「京都の美の集大成」と呼ぶにふさわしい名刹です✨
天龍寺は1339年に後醍醐天皇の菩提を弔うため足利尊氏が創立された臨済宗天龍寺派の大本山です。
嵐山の近くなので国内外の多くの観光客が来られてました。
桜開花の時期でした。
春の花、木瓜、躑躅、辛夷、木蓮、蝋梅等の良い香りの花々が咲き誇ってました。
法塔の天井には大きな八方睨みの雲龍の絵を観ることができました。迫力がありました。
室内やお庭は椅子が多くてノンビリ鑑賞出来ました。
優しいお寺だと感動しました。