日光東照宮を象徴する国宝の楼門。
白と金色をベースに500以上もの彫刻で飾られた国内屈指の絢爛豪華な門です。
現地で実物を見るとその繊細な彫刻の数々に圧倒されますね。
12本の柱のうち1本だけ意匠が逆さまになっている柱がありますので、ぜひ探してみてください。これは「魔除けの逆柱」と称されていて、あえて完璧にしないことでその後の崩壊を防ぐという意味がこめられているそうです。
多くの観光客がここで足を止めるので、日中に綺麗な写真を撮るのはなかなかに難しいです。
日光東照宮の陽明門(ようめいもん)は、江戸時代の建築美と精神性が結晶した、日本建築史上屈指の門であり、国宝に指定されています。
陽明門は、2013年から約4年にわたる「平成の大修理」により、装飾や構造の修復が行われ、2017年に公開されました。
・形式:三間一戸の楼門で、入母屋造、四方唐破風付き。
・規模:間口約7メートル、奥行約4メートル、高さ約11メートル。
・装飾:門全体に金箔が施され、24万枚以上が使用されています。
・彫刻:龍、鳳凰、麒麟、仙人、子供の遊び、故事逸話など、508体以上の彫刻が施されています。
門の背面、右から2本目の柱が逆さまに設置されており、「魔除けの逆柱」として知られています。
これは、完璧なものは崩壊するという思想に基づき、未完成を装うことで永続性を願ったものです。
2025年1月の週末に拝観開始の9時に合わせて観てきました。
正に「圧巻」の一言です。
造り込まれた彫刻、色彩美、人生一度は観ておきたいと思わせるものでした。
ここに限りませんが、観光施設はやはり人混みの少ない朝イチなどが、写真を撮るのにもオススメだと思います。
今回急遽日光に立寄る時間が出来たため下調べがあまり出来ていませんでしたが、行く前には見所のポイントを確認された方が良いと思います。
後工程があったので少し早足で回りましたが、東照宮、奥宮、薬師堂等と合わせて1時間はかかかりました。
言わずと知れた、東照大権現、徳川家康公をお祀りした「東照宮」の中でも、一番有名な建物です。修理も終了し大分時間を経たので色調に落ち着きが出てきたように感じます。「東照宮」といったら、『陽明門』、『見ざる聞かざる言わざる』、『眠り猫』ですね。特に、『眠り猫』については、思いの外小さいので、『眠り猫』は↑の表示がありました。『奥宮』に行く手前の軒下(?)にあります。見落とさないように注意が必要です😊
テレビで見てた程の迫力は無かったけど、
彫刻技術、細かな細工は素晴らしく
歴史的、美術的なものとして
何度も肉眼で拝見したいですね。