梅雨の合間に思い立って、奥嵯峨の祇王寺へ。途中、うどんのさが美さんの前のコインパーキングに車を止めて散策。茅葺き屋根が残る嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区にも足を伸ばす。観光客もさほどおらずゆっくり楽しめる。大覚寺との共通拝観券を購入し敷地内に入ると、絵の様に美しい光景が。竹林と苔と青紅葉がしっとりと輝いて神秘的。また季節を変えて訪れてみたい。
苔とカエデの新緑が美し過ぎました。
入館も300円とリーズナブルです。
大覚寺とセットで600円も素敵過ぎます。
必ず訪問してください。
以前購入した大覚寺との共通チケットを利用しました。
苔と木々、石灯籠…何とも美しい!
是非、訪れて欲しい場所です(^^)
オススメ!
嵐山観光エリアの北端に近い小さなお寺は京都の隠れた名所のひとつだ。このお寺の最大の魅力はお堂の外にある緑豊かな苔寺です。祇王寺のの名は平家物語に登場する尼、祇王に由来します。平清盛との恋が終わった彼女は21歳でこの寺に尼として身を寄せたと言われています。
祇王寺は、真言宗大覚寺派の寺院で、大本山大覚寺の境外塔頭で、本尊は大日如来です。
法然上人の門弟の良鎮によって創建されたと伝わっています。
平家物語にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹と共に出家した悲恋の尼寺として知られています。
1868年 に明治政府による神仏分離の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって廃寺となりますが、1895年(明治28年)に嵯峨にあった別荘を寄付され再興しました。
現在ある建物はこのとき寄付されたものです。
廃仏毀釈とは、仏教を排斥し、寺や仏像などの破壊や経典などを燃やしたりした仏教破壊運動です。
現在の祇王寺は、モミジに包まれた
モコモコ厚く苔むした小さな庭が特徴的なお寺です。
紅葉の時期は頭上のモミジが綺麗なのはもちろんですが、自分は、地面の降り積った落ち葉と
苔の合わさった風景がとても綺麗だと感じました。
なので、この庭は苔と落ち葉が主役になる様に造られたのかなと思いました。
あと、景観を損なわない様に庭の片隅に
ハートマークの形に集めた落ち葉があり、見つけた人に喜んでもらえる様にとの、お寺の方の
気持ちが伝わるようで嬉しくなりました。