鞍馬寺

唐招提寺の鑑真和上の弟が夢のお告げと白馬に導かれ鞍馬山に登った際、鬼女に襲われ、毘沙門天に助けられたので毘沙門天を祀る草庵を結んだことが始まりだそうです。 清少納言の『枕草子』、菅原孝標女の『更級日記』、赤染衛門の歌にも出てくるお山です。源氏物語の中で光源氏が和歌紫と出会った『北山のなにがしの寺』でもあるそうです。 鞍馬寺は宇宙のエネルギー・この世のすべての生命を生み出している尊天信仰です。 愛＝月＝千手観音　光＝太陽＝毘沙門天王　力＝大地＝護法魔王尊を三位一体とし尊天と称するそうです。 本殿金堂前の金剛床にある六芒星の真ん中の三角形の図形に立って手を広げると宇宙パワーをもらえるそうで皆さんパワーを貰いに来ています。特に寅年、寅の日に来るとご利益があるとか。 尊天宇宙パワーだけでもすごいですがレイキの発祥の地と言われていたり、牛若丸が天狗と修行していたとか・・・・てんこ盛りですね。 鞍馬からハイキングコースを1時間程歩き、貴船神社迄行けます。 スタート地点が地下鉄駅、京阪の三条駅より北の場合はえいでんの一日券（２１００円）を使って鞍馬、貴船、叡電や京阪（三条より北）沿い、または地下鉄駅が最寄りの観光をします。 それ以外の時（京都市内）は市バス地下鉄１日券を買い、バスや地下鉄利用で国際会館駅まで行き、 鞍馬方面のバス（５２番）に乗ります。１日券がある場合＋２００円で鞍馬駅、貴船口まで行けるので １日１５００円で京都市内を網羅できます。

予定に全く入っていなかったのですが、家族に提案され行きました。最初は奥の院魔王殿まで行くつもりもなく、その先の貴船神社に行くつもりもなかったのでかなり無防備、バックパックですがお出かけかオフィスに行くようなバッグを背負って行きました。 結構暑い日だったので本殿までも頑張って汗だくで行きました。本殿の目の前がパワースポットで有名ですが、私は本殿の右横の藤棚にある場所に、他とは違う空気、涼しい空気を感じ何かあるのかな？と思ってしまいました。 しばしそこでも小1時間座ってたのですが、結構な人が魔王殿までの道へ行くので、ここまで来たなら行くべきかと思い、珍しく魔がさして奥の院まで登って行きました。ここまでも結構キツイ。杖を持っている人も何人かいらっしゃいました。道はできていますが、木、または石でできたもので、足元はあまり良くないです。また、杉の木の根が這っているところもあり、足元をよく見ながら歩いていくといいです。 魔王殿に到着後、本殿に戻って行こうと思いましたが、貴船神社の方面が近かったのと、来た道のりがアップダウン激しかったので、貴船まで行く事を選択。この下への道のりも、更に杉の木が邪魔して意外と降りづらく、大変でした。 貴船神社方面は観光客が多く、バス停も並んでいたので、結局貴船口駅まで歩いていきました。 本当に予期しないちょっとした登山になり、大変運動になりました。

ケーブルカーには乗らないで長い坂道と石段を登って行きましたが、途中で立ち止まって撮影などしながらでも30分程度で本殿金堂に到着しました。狛犬ならぬ「阿吽」の虎、宇宙のエネルギー波動が広がる星曼荼羅など神秘的な雰囲気もある、厳かな本殿でした。 愛山料（入山料）は500円でした。

年に１度のウエサク祭に初めて参加させて頂きました。とても幻想的で素晴らしかったです。 19時過ぎから入ったのですが、徒歩で上がってしまいました。真っ暗で人が誰もいなく、何も分からず… ケーブルで行けば良かったです。 暗くなる前に余裕をもって上がられる事をオススメします。 帰りは勿論ケーブルでした。とても楽で、本当にありがたかったです💦 明るい時間帯に、またパワーを感じに行きたいと思います。